ピアノ科
ピアノを始めたきっかけ
小学校入学と同時に何かお稽古事を…と思い、始めたのがピアノでした。毎週近所の先生のところに通うのがよほど楽しかったようで、スキップしながら通っていたそうです。
ただ弾けるようになることが嬉しくて、先生に褒めてもらいたくて、気が付けば音楽の道を選んでいました。
指導方針
とにかく楽しくピアノが弾きたい、難しい曲が弾けるようになりたい、目指すものはそれぞれでしょうから、一人ひとりに合わせたレッスンを心掛けています。
レッスンのモットー
私自身がそうであったように、毎週レッスンに通うのが楽しい!弾けるようになるのが嬉しい!そんなふうに感じてもらえるように、楽しみながら上達できるお手伝いができればと思っております。
もちろん練習は楽しいばかりではなく、なかなか思うようにいかないこともあります。そうした時期を乗り越えることは、音楽だけでなくどんな分野に進む上でも役立ち、心の成長にもつながると私は考えています。
私自身も、常に楽しく続けてこられたわけではありません。練習が苦痛になり、なぜこんなことを続けなければいけないんだろうと感じたこともあります。いわゆる「音楽」が「音学(音が苦?)」になってしまうような時もありました。
それが私にとって大きく変化したのは大学時代、講習会でフランスに行った時のことでした。その時聞いたフランス人学生たちの演奏は、個性的で自由で、なかには私個人としてはそんな弾き方ありなの!?と感じるような演奏もありましたが、どの学生も本当にいきいきと輝き、自己を表現している姿に衝撃を受けました。「音楽」ってこうゆうことなのか!と。
以来、音楽は練習を通して学んだこと、楽譜に込められた意味を感じ取ること、そこに自分らしさを加えることを大切にしてきました。そんな私自身の経験を通して、音楽で表現する楽しさ、音楽の素晴らしさを少しでも伝えていけたらと思っております。
ピアノは、まるで俳優がさまざまな役を演じるように、自分を表現できる素敵な楽器です。一緒に楽しい時間を過ごしましょう。