ヴァイオリン科
ヴァイオリン 長谷川 紘一
1942年、神戸市生まれ西宮育ち。
6歳の頃から父・孝一よりヴァイオリンを教わる。
西宮市立甲陵中学校1年時に「毎日学生音楽コンクール」西日本優勝。
大阪音楽大学・付属高校3年時に「毎日新人推薦コンサート」に出演。
1965年、ドイツ・ブレーメン 国立フィルハーモニーオーケストラに入団。
1968年、ドイツ・ハンブルガー シンフォニカ在団。第2コンサートマスターとして頭角を現す。
1969年、州立ダームシュタット・オペラオーケストラに迎えられコンサートマスターの地位を得る。
1982年、大阪フィルハーモニー交響楽団に在籍。トップサイド奏者として活動。
2000年、大阪フィルハーモニー交響楽団を退団。爾後後進の指導に専念。「くらしの中に芸術を」と提唱し、聴く人と楽器の距離短縮を図るためのミニ・コンサート企画を模索。
2003年、「音楽の花束」運動を展開してホームパーティ・病院などの施設訪問に便宜を図るため「長谷川紘一後援会」を設立。
現在、宝塚ミュージックリサーチ弦楽科アドバイザー。
ヴァイオリンを始めたきっかけ
父親がヴァイオリン教師だったので、4歳の時にヴァイオリンをやると言ったらしいのですが、あまり言うことを聞かないので取り上げられてしまい、6歳から習い始めました。
親子で先生と生徒というのは大変難しく、8歳からドイツ人のシスタフォンハーゲン氏に手ほどきを受けたといってもおかしくないでしょう。
指導方針
先ず本人との相性を大切にしています。特に、小さいお子さまは先生と気が合えば続きますが、そうでないと長続きしません。3歳~6歳迄のお子さまの場合は半分遊びの中からレッシュンになるよう心がけています。
また6歳迄はお母さん又はお父さんが一緒に習うつもりでないとうまくいきません。ある程度弾けるようになったら親子で合奏も楽しいものです。
レッスンのモットー
ただ弾くというのではなく、どのように表現したらいいのか、どのような音を出したいのかイメージすること、またイメージした音をどのように出したらいいのか、例えば「ここはおねだりするように」とか、「今宮殿にいる」とか「君は今サラサーテだ、こんな風にひげをもみながら誇らしげに」とか★で演奏するのではなく、心で演奏できるように指導していきたいです。
心で演奏すれば楽しめるし、また素直な心に★